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【AAA】10月3日レオン・グアナファト大会

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Hola Amigos!! るちゃ男です。

今回は先日YouTubeで配信されたAAAのレオン・グアナファト大会をピックアップしてお届けします。

メキシコの2大団体といえばCMLLとAAAですが、そのマットの色や戦いのスタイルには決定的な違いがあります。リング上の純粋な技術や攻防をじっくり見せるCMLLに対し、AAAの最大の醍醐味はWWEさながらの重厚な人間ドラマ。とりわけ、リング上での激しいマイクアピールや試合前後の舌戦、バックステージの因縁の深まりこそがストーリーを大きく動かすエンジンになっています。

しかし、僕を含めた言葉の壁がある日本のルチャファンにとって、リング上で彼らが一体何を主張し、どんな怒りや罠を仕掛けているのかを完全に掴むのは決して簡単ではありません。ここを見過ごしてしまうのは、正直言ってあまりにももったいない! このマイクアピールで交わされる言葉の真意やルチャドールたちの思惑を理解してこそ、AAAの面白さは何倍にも跳ね上がります。

そこでluchaomexでは今後、単に試合結果を追うのではなく、この「リング上での舌戦や因縁のドラマ」を言葉の壁を越えて徹底解説するスタイルでAAAを紹介していこうと思います。

今回はその第1弾として、グアナファト大会のオープニングで繰り広げられた、あまりにも濃密なリング上の舌戦を徹底解説します。

トリプレマニアの激闘から続く因縁、メキシコ特有のコミッションルールを盾にした法的な罠、そして飛び出した強烈なメキシカンスラングまで――。このマイクアピールの全貌を頭に入れてからメインイベントの映像を観れば、会場のブーイング一つ、選手の表情一つに至るまで、全く違った解像度で楽しめるはずです。

それでは、今回も最後までよろしくお願いします!

文:るちゃ男yAI記者GEMINI

動画元:Lucha Libre AAA
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オープニングは新チャンピオンvsドリアンの舌戦から!

2026年10月3日に配信されたAAAレオン・グアナファト大会。番組のオープニングを飾ったのは、先日のビッグマッチ『トリプレマニア』で見事AAAメガ王座を戴冠した新王者、エル・グラン・アメリカーノ。

最高峰のベルトを腰に巻き、堂々たる足取りでマイクを手にリングへ上がった新チャンピオン。その姿が現れた瞬間、会場のボルテージは一気に最高潮へ。
まさに王者の凱旋にふさわしい大歓声の中、アメリカーノがマイクを通じて「今日は重要な発表がある」とファンへ語りかけようとしたその時、

会場に鳴り響いたのは、聞き覚えのあるドミニク・ミステリオの入場曲。

姿を現したのは、前メガ王者のドミニク・ミステリオ。背後には規格外の巨漢オモス、そしてAAAのフロントの実権を握るドリアン・ロルダン・ペーニャを引き連れてのリングイン。先ほどまでの大歓声は一変し、館内は凄まじい地鳴りのような大ブーイングに包まれる。

その騒然とするリング上で、大ブーイングを浴びながらドリアンがマイクを握り、王座戦の結果そのものを根底から覆す糾弾を始めた。

新王者の戴冠は無効!?ドリアンが突きつけた不正の告発

「俺は、このAAAを立ち上げ、築き上げてきたロルダン・ペーニャ家の血とレガシーを背負ってここに立っている。 
アメリカーノ、お前がトリプレマニアでドミニクを相手に見せた戦いは、見事だったと言ってやろう。

だが……あの試合の『結末』だけは認められない。完全な茶番であり、不正そのものだ。
あの大舞台で会社を混乱させ、勝手に試合結果を変えた黒幕がリングサイドにいた。その張本人こそ……AAAのゼネラルマネージャー、レイ・ミステリオだ!」

ドリアンの呼び出しに応じ、割れんばかりの大歓声の中リングへ登場したGM、レイ・ミステリオ。マイクを握ると、開口一番に言い放つ。

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 ⁠GMレイ・ミステリオが激怒!ドリアンの言いがかりを一刀両断

「ドリアン、今リングの上から俺の名前を呼んだか?
お前はいつもそうだ。自分の思い通りにならないことがあると、スーツ姿でリングに現れて文句ばかり言う。

そしてドミニク、お前もだ。いつまで甘えたガキみたいに誰かの後ろに隠れているつもりだ?
お前がトリプレマニアで負けたのは、目の前にいるエル・グラン・アメリカーノの実力だ。アメリカーノはお前を真っ向から倒し、実力でAAAメガ王座を手にした。

アメリカーノは正当なチャンピオンだ。会場のファンも、AAAのみんなもその勝利を認めている。
ここはルチャリブレのリングだ。負けた男がいつまでも文句を言っていないで、アメリカーノが新王者だという現実を男らしく受け入れたらどうだ?」

レイの痛烈なマイクに、会場からは割れんばかりの大歓声とチャントが巻き起こる。しかし、その圧倒的な熱狂を浴びながらも、リング上のドリアンは取り乱すどころか、冷めた目で「やれやれ、これだから困るんだ」と言わんばかりに大げさに首を横に振ってみせた。

「相変わらず客を煽るのだけは上手いな、レイ。だが、そんな感情論はどうでもいいんだ。お前に、ハッキリと二つだけ質問をさせてくれ。まずは1つ目の質問だ。トリプレマニアのメガ王座戦の最中、レフェリーがリング外へ排除されて倒れていたあの混乱の中……突如リングへ上がり、アメリカーノの勝利となる3カウントをマットに叩きつけた、あの覆面の男。あれはお前だったのか、レイ?」

会場全体が息を呑み、視線がレイ・ミステリオ一点に集中する。誰の目にも明らかだった事実を、あえて公衆の面前で言わせようとするドリアンの卑劣な視線。しかし、レイは一切動じることなく、ドリアンの目を真っ直ぐに見据えて言い放った。

「そうだドリアン。あの覆面を被って3カウントを数えたのは、この俺だ。何か文句でもあるのか?」

会場から湧き起こる歓声。自身があのカウントを数えた張本人であることを、堂々と認めたレイ。だが、ドリアンの口元には、獲物を罠に追い込んだような冷酷な笑みが浮かんでいた。

「認めたな。ならば、2つ目の質問だ。お前はメキシコシティ・ルチャリブレコミッションから、正式に認可・ライセンスを受けた公式レフェリーなのか? YesかNoかだけで答えろ!」

ドリアンが持ち出したのは、メキシコ・ルチャリブレ界の絶対的な掟である「コミッションの認可」という生々しいルール。レイは一瞬言葉を詰まらせつつも、威然とした態度で反論する。

「俺はAAAのゼネラルマネージャー(Gerente General)だ! 現場のすべてのレフェリーを統括し、公正な試合を執行させる最高の権限を持っている!」

自らの役職と権威を盾に堂々と跳ね除けようとするレイ。しかし、その答えを聞いたドリアンは、「おい、おい、おい……何を言っているんだ?」と呆れ果てた表情を浮かべた。そして、小馬鹿にしたように首を振ると、レイの言葉を強引に遮ってこう畳みかける。

「待て、待て、待て、レイ! そんな肩書きの話はどうでもいいんだ。話をすり替えるな! 俺が聞いているのは、お前がコミッション認可の『ライセンスを持った公式レフェリーなのかどうか』だ。Yesか、Noか! その二択だけで答えろ!」

コミッションのライセンスを持たないレイが言葉を詰まらせた瞬間を見逃さず、ドリアンはリング中央で勝ち誇ったように叫んだ。

「答えられないな? つまり『No』だ! ライセンスを持たない部外者が叩いたカウントなど、ルール上1ミリの効力もない完全な無効だ! したがって、アメリカーノのベルト奪取は認められない。AAAメガチャンピオンは、今この瞬間もドミニク・ミステリオのままだ! もしこの決定に従わないと言うのなら、我々はこの件を正式に法廷へ持ち込み、お前と会社を相手に訴訟(Demanda)を起こすまでだ!」

「訴訟」という生々しい言葉が響き渡った瞬間、会場は割れんばかりの怒号と凄まじいブーイング。その混乱の中、耐えかねたように新王者エル・グラン・アメリカーノがマイクを口元へ持っていった。ドリアンに向かって吐き捨てるように叫ぶ。

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グアナファト大会!メインイベント決定!!

「法廷だと!? ……No mames güey(ノ・マメス・ウェイ:おいおい、ふざけんのもいい加減にしろや)!」

会場のファンからは待ってましたとばかりの大歓声と笑いが巻き起こった。アメリカーノは怒りを滲ませながら、ドリアンとドミニクへ真っ直ぐ指を突きつけて続ける。

「ドリアン、裁判だの訴訟だの、ペーパーワークを盾にゴネるのはそこまでにしろ。ここはリングの上だ。男なら、白黒つける場所は法廷じゃなくてこの四角いマットの上だろうが! 俺が今夜のカードを決めてやる。ドミニク・ミステリオ、オモス組 vs エル・グラン・アメリカーノ、レイ・ミステリオ組だ!」

電撃的なマッチメイクの宣言。会場は割れんばかりの大歓声に包まれる。しかし、横に立っていたレイ・ミステリオは「えっ、俺なのか……!?」と思わず目を丸くし、想定外の指名に驚きを隠せない。そんなレイの反応をよそに、アメリカーノは熱狂する観客を背にマイクを握り続けた。

「おい、ドミニク! よく聞け。もしお前たちが今夜の試合に勝ったら、10月24日のビッグマッチ『エロエス・インモルタレス』で、このベルトを賭けたレバンチャ(再戦)の権利をくれてやる! ……だが! もし今夜、俺たちが勝った場合、条件はひとつだ。俺がこのAAAメガチャンピオンのベルトを腰に巻いている限り、お前には二度と、死ぬまでこの王座への挑戦権は与えない!」

「王座挑戦権の永久剥奪」というあまりにも重いリスク。これまで巨大なオモスの隣で腕を組み、冷徹に事態を静観していた前王者ドミニク・ミステリオ。表情ひとつ変えずにいた男が、ここでゆっくりとマイクを握りしめた。冷え切った視線を実父レイと新王者アメリカーノに向け、ドミニクが言い放つ。

「Trato hecho(トラト・エチョ:取引成立だ)。今夜、まとめてあの世へ送ってやるよ。覚悟しておけ、このPendejos(ペンデホス:クソ野郎ども)!」

電撃的に決まった、レオン・グアナファト大会のメインイベント注目する所は、

・規格外の巨躯を誇るオモスという高すぎる壁を、レイとアメリカーノはどう攻略するのか?

・実の息子ドミニクとリングで対峙することになった父レイ・ミステリオの覚悟とは?

・そして、試合終了後に待ち受ける「ルチャリブレの尊厳を揺るがす大事件」の結末とは――。

ぜひ公式YouTubeの映像で、現地の凄まじい熱気と共にその結末を目撃してください。