HOLA ! AMIGOS‼ルチャ男(lucha‐o)です。9月24日にARENAMEXICOで行われたNOCHE DE CAMPEONESは観ましたか?まだの方は僕のブログから見れますのでこちらから観てくださいね。
その大会の第3試合目のULTIMO-GRO vs HECHICEROでサプライズがありました‼今回は簡単にそのサプライズを解説してみたいと思います。宜しくお願いします。
ルチャリブレ伝説のトリオチーム
24日のARENAMEXICOは5試合すべてでタイトルマッチが組まれたNOCHE DE CAMPEONES(チャンピオンの夜)でした。第1試合、2試合が行われ第3試合、ここ数週間ULTIMO・GROと対戦をするたびに「お前とはレベルが違うんだ!カテゴリーが違うんだ!」と挑発してきたHECHISEROがマイクを手に叫びます。「今日のタイトルマッチではセコンドはつかないが、この試合は違う!重要で特別な人物を呼んでいる!」と言って出てきたのはルチャリブレ界のレジェンド・サタニコ!!なぜ今は一線を退いてるサタニコが出てきたのか?その理由は試合後に明かされました。
LOS INFERNALES-ロス・インフェルナレス-
試合に勝ったHECHISEROがサタニコに感謝を述べると、サタニコはHECHISEROをねぎらいました。そしてマイクを握ると「さらにサプライズを用意している。今夜はインフェルナレスが戻ってくるぞ!」とアピール、これにはHECHICEROも驚きの表情を見せました。サタニコが言ったLOS INFERNALES(ロス・インフェルナレス)とは何なのか?解説したいと思います。
伝説と呼ばれるユニットの誕生は1984年
LOS INFERNALES(ロス・インフェルナレス)はサタニコを中心に、サタニコ、MS-1、エスペクトロJrの3人で1984年に結成されたルードチームです。それからエスペクトロJrに代わりピラタ・モルガンが加わります。ピラタ・モルガンの加入でますますチームの人気が上がります。そして結成から1年後の1985年には初代メキシコナショナル・トリオチャンピオンになります。

1986年にピラタ・モルガンがチームを去り、サタニコは戦いの中心をシングルマッチに置きMS-1は新メンバーのマサクレとタッグを組みLOS Hermanos Dinamita(ロス・エルマノス・ディナミタ:ダイナマイト兄弟 メンバーはシエンカラス、マスカラアニョ2000)と抗争を始めます。その後MS-1チームはメキシコナショナルタグチームチャンピオンとなります。
1990年に入るとサタニコ、ピラタ・モルガンが再びMS-1と合流しLOS INFERNALESが結成されその年新設されたCMLL世界トリオ初代チャンピオンになります。しかし1990年代後半チームは分裂、サタニコ、ピラタ・モルガンは新団体のAAAへ、MS-1はCMLLで活動をしますが1996年に引退します。
ルチャリブレの魅力の一つ3人タッグチーム-Los Trios-
1985年のトーナメント決勝でロス・インフェルナレスと優勝を争ったのが、エル・ブラソ、ブラソ・デ・オロ、ブラソ・デ・プラタのロス・ブラソスでした。この時代は3人チームのトリオスが多く結成された時代。
当時活躍したチームは今もなお多くのファンに愛され、語り継がれ、伝説的なトリオも多く存在します。
現在はAAAやインディー団体を中心に、軍団・ユニットと呼ばれる大人数のグループを目にする機会も増えましたが、3人の個性と連携が生み出すトリオならではの魅力は、今も変わりません。今回は、そんな数多くの有名なトリオの中から、メキシコで人気を集めたトリオを紹介します。
- Los Brazos(ロス・ブラソス):ブラソ・デ・オロ、エル・ブラソ、ブラソ・デ・プラタ
- Los villanos(ロス・ビジャノス):ビジャノ1、ビジャノ2、ビジャノ3
- Los Hermanos Dinamita(ロス・エルマノス・ディナミタ:ダイナマイト兄弟):シエンカラス、マスカラアニョ2000、ウニベルソ2000
- Los Fantasticos(ロス・ファンタスティコス):クンフー、カト・クン・リー、ブラックマン
- Los Cadetes Espacio(ロス・カデテス・エスパシオ):スペル・アストロ、ウルトラマン、エル・ソラール
- El Trio Fantasia(エル・トリオ・ファンタシア:ファンタジー世界の三人組):スペル・ムニエコ、スペル・ピノチョ、スペル・ラトン
- Los ingobernables(ロス・インゴベルナブレス):ラ・ソンブラ、ラ・マスカラ、ルーシュ
- Nueva Generacion Dinamita(ヌエバ・ヘネラシオン・ディナミタ:新時代のダイナマイト兄弟):サンソン、クワトレロ、フォラステロ
一大ブームを作ったロス・インフェルナレス抗争

1990年後半にサタニコはウルティモ・ゲレーロとレイ・ブカネロを新しいメンバーにLos INFERNALESを再結成します。サタニコをリーダーにチームはトーナメントを優勝しますが、トップルードとしての地位を固めつつあったウルティモ・ゲレーロとレイ・ブカネロはベテランのサタニコをチームから追い出し、新たにタルサンボーイ(現・トスカーノ)をメンバーに迎え、Los Nuevo Infernales(ロス・ヌエボ・インフェルナレス:新しいインフェルナレス)としてルードのトップまで上り詰めます。
チームを出たサタニコは新しくアベルノとメフィストをメンバーに加えてLos Infernalesを再結成しU・ゲレーロ達との抗争が始まります。U・ゲレーロ側はタルサンボーイが負傷中にマスカラマヒカをメンバーに加えました。
そして、両チームの抗争が激化した2001年のCMLLのANIVERSARIO68(68周年記念大会)のメインイベントでチームの存在をかけたINFERNALES vs INFERNALESの金網戦が行われました。
決着戦はリングに最後に残った選手がサタニコ、レイ・ブカネロ、タルサンボーイだった場合は髪の毛を切り他の4選手だった場合はマスクを脱ぎさらに負けたチームはINFERNALESを名乗ることができなくなるルールとなりました。
サタニコ側のメンバーは3人対するウルティモ・ゲレーロ側は4人。ウルティモ・ゲレーロ側が有利なのは誰が見ても明らかでした。
両チーム激戦の末最後にリングに残ったのはマスカラマヒカ。
敗者となったマスカラ・マヒカはルール通りマスクを脱ぎ、メキシコ・ハリスコ州出身の本名アントニオ・ゴメス・メディナと正体を明かしました。
負けたウルティモ・ゲレーロ側はチーム名をロス・ゲレーロス・デル・インフェルナレスと名前を変えます。
金網戦に負けたウルティモ・ゲレーロ側ですがこの戦いで人気がではじめます。
更にはルードのトップチームとして地位を確立するほど人気が出ました。
伝説のトリオチーム復活
2007年一人で活動することが多くなったサタニコですが、その当時若手選手のノスフェラトゥとユフォリアとチームを結成します。ですが、デビュー間もない新メンバーの2人はメイン級の選手ではなかったため、試合も2,3試合目で組まれることが多くなり、さらに2009年からサタニコがアレナコリセオ・グアダラハラのレスリングコーチに任命されたためアレナメヒコでの試合数も減り同時にインフェルナレスとしての活動も少なくなりチームは解散同然の状態になりました。
そしてこの日、24日サタニコは活動休止状態であったロス・インフェルナレスの復活を宣言し マイクで2人の選手を呼びこみます。現れたのはメフィストとユフォリアでエチセロ加えた3人でNuevos Infernalesが結成されました。
そして、2026年現在も、ロス・インフェルナレスはメフィスト、エウフォリアに他団体からCMLLに戻ってきたアベルノが再び参加してルードとしてアレナ・メヒコで活躍中です。



